
兵庫県丹波篠山市の平屋住宅(離れ)は予算に限りがあるのでコストダウンを考えた内外装としました。
就寝をされない趣味の部屋なので床は土間コンクリートのままで土足使用です。
壁は構造用合板張りです。
天井は事務所や倉庫などに使われるジプトーン張りです。
一般の住宅の内装は床下地材の上にフローリング・壁や天井は石膏ボード貼りの上にビニールクロスです。
大工さんの工事終了後にクロス職人さんの手間や材料費もかかりますね。
下地に使う構造用合板を壁仕上げ材として使えば材料費も職人さんの手間も安くなります。
天井も大工さんが貼り付ければクロス工事は必要ありません。
土間コンクリートの床はフローリングも床下地材も不要です。
壁の構造用合板は12mmの厚さで後から壁に棚を付けたりフックを付けて物を掛けたりできる他、構造上も強くなります。
合板の木の色合いが温もりを感じます。
ビニールクロスの様に継ぎ目から剥がれてくる心配もありません。
悪い材料を使ったローコスト住宅では無く、職人の手間・作業工程を少なくする事でコストダウンをしています。
内装って派手な色柄のクロスを貼って楽しむ場合もありますが、後から自分好みに飾り付けて楽しむ事できる仕上げはコストダウンになります。