
住宅のプランが決まると外壁や屋根の色やサッシや玄関ドアのデザインをどうしようかって考えますよね。
いろいろ悩みますが完成する家を考える時って楽しい時間じゃないでしょうか?
建築材料には同じ価格の物でも色柄が沢山あります。
外壁によく使われるのが窯業系サイディングですが、塗り壁調や石目柄や木目柄やタイル柄など沢山あります。
あれもこれもと欲張って外壁を張り分けるよりも、ワンポイントで色柄を変えると高級感があり、おしゃれな家になります。
写真は岡山県瀬戸内市の設計事例ですが、玄関ドアはアパート用のリーズナブルな物で
ポイントに赤いドアカラーを選んでいます。
ドアが取り付く壁面のみ外壁材の色柄を変えました。
ポーチの階段のタイルも汎用100角タイルでローコストですが、中央部分だけカラーを変えています。

特に必要では無い風見鶏やオーナメントなども外観イメージをアップさせてくれるアイテムです。
日本のエーゲ海とも呼ばれている牛窓の海辺に建つこのセカンドハウスは風見鶏のある家
として地域のランドマークにもなっています。
弓型の出窓(ボウウィンドウ)を1つ取り付けるとのっぺりとした壁面に変化が生まれます。
窯業系サイディングの張り分けの注意点として、規格寸法の幅・長さを考慮する事が必要です。
455X3030mmが規格外壁材寸法になるので、切って捨てる部分が少なくなる様に割付を考える事で材料ロスが無くなります。

住宅会社の施工事例を見ると、ぶさいく、センスが無い、見るからに安っぽい って感じる事がありませんか?
設計も施工も同じ会社の場合、建物を早く完成させて利益を得る事を優先していますから、手間をかけてお客様にアドバイスする事って無いかと思います。
建築工事費から利益を得ない私は完成してからお客様やその家に訪れる人から
「いい感じの家ですね・素敵ですね」って言って頂ける事が一番うれしく、この仕事をしていて良かったと感じる時なのです。
たとえ予算がなくても外観がよく見える部分にワンポイントで外壁材の色柄を変えたり、
玄関ドアカラーをアクセントにするなど ちょっとしたコーディネートの工夫で高級感があったり、おしゃれな建物になるものです。
新庄一級綜合建築設計は色柄選び等もあなたの立場でアドバイスさせて頂きます。
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