
建築敷地には道路よりも高い場合や、低い場合がありますね。
兵庫県のY様邸は道路よりも1メートル程低い敷地でした。
道路から階段を下りて玄関にいたる状況で、駐車スペースも1台分しか
ありませんでした。
古くなった既存建物を取り壊して新築計画の依頼を受けた際、敷地を
道路高さまで上げる事も考えましたが、隣地の状況から敷地全体をかさ上げするのが困難な為、敷地の一部分をかさ上げして駐車スペースを2台以上確保する他、玄関まで緩やかなスロープを計画しました。

広くなった駐車場には宅配ボックスや門柱にポストやインターホンを
設置しました。
宅配便や郵便物の配達をされる方も使いやすいです。
両開きの門扉を開けると緩やかなスロープに続きます。
駐車場部分にはフェンスを設けています。
住宅部分の敷地よりも駐車場が高くなるので、ブロック塀にすると通風採光が遮られ圧迫感がありますが、フェンスにする事で住宅部分と一体になり広々とした開放感も得られます。

スロープは1.2m幅で玄関ポーチまで段差無しでつながります。
お元気な方のお家ですが、将来高齢になった時の事も考えて、スロープに手すりを設置しています。
訪れる方も使いやすいバリアフリー設計です。
弊所は敷地状況にあった、住宅プランの設計だけでなく外構工事も同時に設計しています。
規格住宅には無い、あなたにピッタリのお家を創ります。
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