部分2階よりも総2階の家が安くなる

住宅は平屋や3階建てもありますが一番多いのが2階建て住宅です。

平屋住宅は基礎や屋根面積も多くなりコストアップになる事や敷地面積が広く必要になる

デメリットがあることから2階建て住宅が一番多いのではと思います。

 

2階建て住宅を建てられるなら部分2階よりも総2階にされるとローコストになります。 

又、部分2階よりも総2階の方が構造上強い建物となり、地震にも有利です。

写真は兵庫県神崎郡のY様邸で総2階の家です。

 

住宅は1階の耐力壁と2階の耐力壁が全く違う位置にあると建築基準法の耐震基準を満たしていても地震に弱くなります。 

直下率と呼ばれています。

 

特に1階の床面積よりも2階が小さい場合、耐力壁が多くある外壁部分が1階の図面と2階の図面を重ね合わせると大きくずれてしまいます。

 

1階の耐力壁が無い部分に2階がある家は田舎の家や和風住宅に多いです。 

1階に広い和室やLDKがある場合、2階を支える柱や耐力壁も少なくなります。 

 

 

2階建て住宅を計画されるなら総2階の家がお勧めです。

総2階は1階部分と2階部分が同じ形状・大きさなので外壁部分が一致します。

そうすると直下率も高くなり地震に強い家となりますね。

 

総2階のプランは構造上強い家になるだけでなく、ローコストになります。

 

写真は岡山県牛窓の総2階の家設計事例です

 

屋根は2階部分の屋根だけで済みますよね。

雨どいも2階部分だけになります。

軒裏も2階部分だけなので1階と2階の両方に屋根がある形状より半分で済みます。

外壁は1階から2階まで垂直に張れるので職人さんの手間もかからず、材料も切り捨てる部分が少なくなります。

 

2階建て住宅を希望されるお客様の中には、1階に必要な部屋数や大きさ、2階に必要な部屋数や大きさ等を細かく指定される方があります。

総2階にしてローコストで地震にも強い住宅にしようと考えたくても、細かく指定されると1階と2階の面積を同じにする事ができません。

部分2階のプランになってしまいます。

 

ご要望はしっかりお聞きしますが、プランはお任せ頂いた方が安くて良い家になります。

 

 

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