ヒノキで建てる家

木造住宅は地面からの高さが1m以内の範囲内の軸組が劣化しやすいです。

そのため、防腐・防蟻処置が必要とされています。

 

でも木材の種類によって防腐材や防蟻材の薬剤処理をしなくても木材

そのものに耐不朽性・耐蟻性があり薬剤処理が不要な物があります。

 

写真はヒノキの無垢材で床組みをしている工事中の様子です。

ヒノキは防腐剤・防蟻材不要な木で、優良な住宅の技術基準である

ラット35木造住宅工事共通仕様書にも明記されています。

 

ヒノキは伐採されてから200年間強くなり、その後1000年かけて伐採した時と同じ強度になるそうです。

 

 

 

弊所では床組みだけでなく柱もすべてヒノキを指定しています。

 

世界最古の木造建築物、法隆寺の五重の塔はヒノキで建てられ、1300年経った今も健在です。

 

ヒノキは湿気にも強くヒノキ風呂としても有名です。

いい香りの成分があり、ヒノキチオールとして販売されています。

それ以外に抗菌効果があり、まな板にも使用されています。

 

ハウスメーカーには外国産のホワイトウッド等の木材を使っているところもありますが、腐りやすく白アリが好む木材です。

薬漬けにしているので大丈夫って事になりますが、シロアリも嫌がる様な薬漬けされた木材で建てた住宅の中で毎日生活して健康にいいでしょうか?

 

薬剤に頼らない天然木を弊所はお勧めします。

 

家を建てる時に検討されるのがキッチンや浴室などの設備機器や外装や内装ですね。

見た目の色柄やデザイン等を重視しがちですが、構造材の事を知らずに決めると耐久性も無く、早く建て替えなければならなくなります。

 

新庄一級綜合建築設計は家を建ててから何十年後かに内装や外装はリフォームしなければならなくなっても、構造体は100年経ってもそのまま使える家をお勧めしています。

 

耐久性の高い家はライフサイクルコストがローコストになります。

 

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