
住宅の断熱工事で多いのが2.4mくらいに水平に張られた天井の上に
断熱材を敷きこむ工法です。
天井断熱の場合天井裏の空間使えません。
写真は屋根勾配なりに屋根断熱としています。
天井よりも屋根部分でしっかり断熱すれば小屋裏空間が有効利用できます。
屋根の勾配形状をそのまま室内の天井とする事ができるので、高い天井とする事ができます。
高い天井は部屋面積が同じでも空間が広くなり気持ちいいです。

兵庫県相生市Y様邸の設計事例です。
こちらは平屋住宅で2階の床が無いので屋根形状を活かした室内としました。
屋根断熱の家って夏暑いのではって思われるかもしれませんが
屋根断熱で断熱性能等級4の家です。
断熱性能等級4は住宅性能評価の断熱性能等級最高ランクです。
審査機関のお墨付きを頂いております。
南側に面した高窓から部屋の奥まで光が入り日中は照明不要です。
開閉できる高窓なので涼しい風も入ります。
通常の水平天井だと梁の下に天井が張られますがあえて構造材の梁を見せて
勾配天井にしました。
梁が見えるのもインテリアの一つでオシャレです。

岡山県のM様邸の設計事例です。
切妻型の屋根の小屋裏部分をロフトにしています。
小屋裏って暗いのではとイメージされるかもしれませんが、壁面に設けた窓や天窓でとっても明るいです。
窓や天窓が開閉できるので風通し良く、天窓から流れる雲や星空を眺めたり楽しめます。
屋根断熱で小屋裏の空間を生かした9帖のロフトがローコストでできました。

姫路市のI様邸の設計事例です。
日当たり風通しも良い2階にLDKを設けさらに小屋裏空間を利用したロフトを設計しました。
フラット35S(A)の省エネの家でローン金利が安くなり夏涼しく冬暖かい家で電気代等のランニングコストもローコストになります。
ローコストハウスメーカーって建物価格を安くする為に低く水平に張られた天井で室内は狭苦しく息が詰まりそうな家ですね。
安ければそれでいい人もあるかと思いますが、毎日何十年と長くすむ家なら、気持ちよくすごせる家・友達に自慢できる家・家自体に魅力があり子供も楽しく遊べる家にしませんか?
建築会社は建築工事費で儲かればよいって考え方ですが、建築工事費で利益を得ない新庄一級綜合建築設計は、建築主様に喜んで頂ける事が一番
嬉しい事です。