
兵庫県姫路市のI様邸は天井裏空間を有効活用したロフトのある家です。
建築地は住宅が密集した地域なので日当たりや風通しの良い2階にLDKを設けました。
片流れ屋根の形状から生まれる小屋裏の空間を生かす事でLDKの上部には7.5帖のロフトができました。
高い天井のLDKにロフトのある空間は大人も子供もワクワク楽しくなります。

ロフトの床は建築工事で構造用合板張りとして仕上げはお客様ご自身でタイルカーペットを敷き詰められました。
タイルカーペットはホームセンターなどで安く手に入り敷き詰めも誰でもできます。
フローリングよりもクッション性があり、冬も暖かくスリッパ不要でそのまま床に寝転がったりできますね。
自分でできる事を自分でするDIYはローコストになり、作る楽しみや完成した後の愛着もわきます。
一般に建築会社にDIYの話をすると建築会社の儲けが無いので嫌がられますが
新庄一級綜合建築設計はむしろDIYを応援しています。
建築工事費って材料代よりも職人さんの手間などの人件費が高いものです。

姫路市のI様邸のロフトはLDKだけでなく、ご主人の書斎の上にもあります。
ロフトは2階の床面積の1/2以下で天井高さ1.4m以下などの制限がありますが
法的条件をクリアできる様に設計しています。
写真はご主人の書斎からロフトに上がるハシゴ部分です。
ハシゴは使わない時は壁に垂直に掛けられるので邪魔になりません。
白い壁は漆喰壁でDIYで塗られました。
漆喰は湿度を調整したり、消臭効果もある自然素材です。

ご主人の書斎の上にあるロフトは4.5帖あります。
こちらの床もDIYでタイルカーペット・漆喰壁をされました。
7.5帖のロフトと4.5帖のロフトの2つのロフトのある家です。
7.5帖と4.5帖の部屋を1階や2階に余分に計画すると建築工事費も高くなりますが、
通常使われない天井裏になる部分を有効活用する事でローコストで広く使えて
居心地の良い家になりました。
ロフトって夏暑いのではって思われるかもしれませんが、こちらは
フラット35S(A) 省エネの家の認定を受けた高断熱省エネ住宅です。
フラット35は建築基準法レベルよりも優れた基準ですが、さらにSタイプは特に優良な住宅基準となり、ローン金利も安くなります。
しっかり屋根断熱をしているのでロフト部分も快適にすごせます。

高断熱省エネ住宅ですが自然の光と風の入る設計としています。
夏は暑い空気がロフトの窓から排出されて室内に溜まりません。
冬は屋根断熱と高性能の壁断熱・LOW-E複層ガラスで暖房熱を逃がさずシーリングファンで室内の温度差を無くします。
お客様から「今まで住んでいた家とまるで別世界、素敵な家を設計していただきありがとうございました。」
ってお話されて嬉しく思いました。
新庄一級綜合建築設計は自分の家族に誇れない様な家は創りたくありません。
500万円以上得する家づくり無料メールセミナー 詳細・お申込みはこちらから